ほうれい線を消すおすすめ美顔器3選!

ほうれい線が目立ってきた。美顔器で消すことってできるかな?
年齢とともに目立ってくる「ほうれい線」は老けて見える元。
ほうれい線は「たるみ」なので、美顔器を使って土台となる「筋肉」からリフトアップするのが効果的です。
ここでは、ほうれい線におすすめの美顔器の選び方を紹介します。
ほうれい線向け美顔器選びのポイント
●「EMS」タイプの美顔器を選ぶ
●価格の相場は「2~3万円」
「EMS」タイプの美顔器を選ぶ
美顔器の種類はいろいろとありますが、ほうれい線の解消には「EMS」タイプの美顔器を選びましょう。
EMSとは、軽い電流を流して直接「筋肉」を鍛えるものです。もともとはケガをした人のリハビリ用の医療器具として使われたのがはじまりです。
イオンや超音波といった言葉をよく聞きますが、あくまで「皮膚」をケアするもの。「EMS」はたるみを改善するために「筋肉」を鍛えるものです。
価格の相場は「2~3万円」
EMSの美顔器も安いのから高いものまでいろいろありますが、安いものほど「EMSの機能が弱い」ので注意しましょう。
安いのはEMSの性能が悪いものが多く、私は某大手メーカーの5000円くらいする美顔器を使いましたが、「本当に動いているの?」というくらい性能が悪かった経験があります・・。
ちゃんと鍛えられているかどうかは、「使った時のお肌が動く感じ」「使った後の心地よい”ハリ感”」で判断できます。
おすすめの「EMS」美顔器3選
EMSタイプの美顔器で、しっかり「ほうれい線」対策ができるものを紹介します。
1位:エステナードリフティ
テレビCMでおなじみの「ライザップ」と共同開発して作られた「”顔の筋肉”を鍛えるための美顔器」です。
引き締まった体を作る専門家のライザップが、「顔の筋肉をどう引き締めるか」を考え、EMS美顔器として製品化したものです。
EMSはただ電流を流すだけ・・と思いがちですが、「どの強さで、どう動かし、どうクールダウンすれば筋肉の引き締め効果がマックスになるか」が計算されています。
また、リフティを使ってお肌に変化があったことが「医学と薬学」という医学雑誌にも掲載されています。
美顔器大好きの私も使ってみましたが、他のに比べて「しっかり動いている」と実感できる美顔器です。
今までは、〇ナソニックや他のメーカーの安い美顔器を使っていたのですが、「効いているかわからないくらい何も感じない」ものばかりでした。
ところがエステナードリフティ―はちゃんと筋肉に働きかけていることが実感できます。
EMSならではの「炭酸がお肌ではじけたような刺激」「顔の筋肉が動くような感触」を実感できます。
美顔器ではかなり珍しい、「使った後でも30日以内なら返品OK」です。
決して安くはない美顔器ですから、「本当に大丈夫かな?」と不安になりませんか。返品OKなので、お試し感覚で使えるのはすごく親切だなと思いました。
また、本体を一括して購入するか、分割で購入するか選ぶことができます。
2位:ララルーチュRF
「女優の杉本彩さんが開発に携わった」のが特徴の美顔器です。
杉本彩さんご本人が、今まで使ってきた美顔器で「ここが足りない」と思っていた不満を元に、メーカーと一緒に開発しています。
芸能人を起用している商品って、ただの「イメージアップの広告塔」になっているケースがほとんどですが、この美顔器の場合は本人が直接美顔器作りにタッチしています。
“美にうるさい”芸能人が「欲しい機能」にこだわって作られたものなので、期待感がもてます。
エステナードリフティが「筋肉の鍛え方」にこだわっているのに対し、ララルーチュは「筋肉だけでなく皮膚のケア」など幅広いたるみケアへのこだわりを持っています。
エステナードリフティに比べると、全体的なEMSの強さはやさしい印象です。
一番強いモードにしても、エステナードリフティの「中」くらいの感覚でしょうか。しっかり筋肉を鍛えたいならエステナードリフティの方がいいと思います。
本体が軽くてもちやすく、おしゃれだなという印象。リフティは「飾り気がないけど、しっかり効いてくれる」という感じです。
ただコードレスではないので、いちいち電源コードをつないで使うのがめんどくさいと感じました。
3位:RFボーテ フォトPLUS EX
エステナードリフティやララルーチュレジーナよりも、価格的にワンランク高いです。ただその分『多機能』をウリにしている美顔器です。
「RF・イオン導入・マイクロカレント・LED・EMSケア」と一つの美顔器で、なんでもできちゃうのがスゴイです。
その日の気分によって強化したいところを使ったり、複数の機能を一度に使ってエイジングケアを強化したりと、いろいろな使い方ができます。
こうした多機能美顔器にありがちなデメリットは、「いろいろ使えるけど、一つ一つの機能は弱い」というところ。EMS機能だけで比べたときには、エステナードリフティよりも出力の強さ、お肌への実感力は弱いです。
とはいえ、美顔器一つでなんでもできるので「お得感」は他より高いかもしれません。
番外編:パナソニック イオンエフェクター
家電量販店でよく見かけるのが、パナソニックの美容家電かもしれません。
パナソニックの美顔器の中で人気があるのが「イオンエフェクター」なのですが、イオン導入タイプで皮膚のハリを出すためのものです。
他にもいくつか美顔器があるのですが、EMSタイプで筋肉を鍛えるものは、現時点では発売されていません・・。
番外編:ヤーマン フェイササイズアップ
「表情筋のトレーニングができる美顔器」として、昔からあるのがヤーマンの美顔器です。
顔の筋肉を鍛えるものなのですが、リフティやララルーチュとは違い「EMS美顔器」ではありません。
電流を使わずに、お肌を上から叩く「タッピング」という方式で筋肉をケアするものです。ぺたんぺたんと『お餅をつく』ような感覚で、筋肉を鍛えると言うものです。
EMSは電流で筋肉に軽い刺激を与えて収縮させますが、タッピングはただ「筋肉を動かす」だけのものなのです。トレーニング効果としては断然、EMSに軍配が上がります。
ローラータイプの美顔器を、少し強めにしたものと変わりません。
※分割購入は、初回本体、2ヶ月目以降はジェルが送られてきます。
※ジェルは、お手持ちの乳液や美容液で代用できます。
なぜほうれい線ができるの?本当の原因は?
そもそも、ほうれい線ってどうして出来るのでしょうか?
ヒトの鼻の両脇から唇の両端に伸びる2本の線。しわでは無く、頬の境界線である.
-ほうれい線 wikipediaより
ほうれい線は「シワ」ではない
ほうれい線があると、顔に「線」が入ったみたいになることから『シワ』と勘違いする方も多いです。
シワは皮膚のコラーゲンが、加齢により減少することで「皮膚が陥没(かんぼつ)」したように見えるものです。
「ほうれい線」は「肌のたるみ」によって、頬と頬の間の「筋肉の境い目」がクッキリ見えて起こります。
●ゴルゴ線(ミッドチークライン)・・目の下から頬にかけてできる
●マリオネットライン・・口角から斜め下にできる
●ほうれい線・・鼻の横から、口角にむけてできる
どんな人に、ほうれい線ができやすい?
ほうれい線ができるのは「たるみ」が一番の原因とはいえ、『ほうれい線が目立ちやすい人、目立ちにくい人』もいます。
●顔の肉付きがよい人
●目鼻立ちがハッキリしている人
は、ほうれい線ができやすいのです。
頬にお肉がたまりやすい人は、頬の皮下脂肪が垂れやすくなります。加齢により、皮下脂肪を支える筋肉が弱くなるので、脂肪が下に垂れ下がって「ほうれい線」が目立つのです。
また、顔の作りがハッキリしている人は、頬骨とほっぺたの間に「段差」が出来やすいため、ほうれい線ができやすくなります。
ほうれい線は美顔器で解消できる?
「そもそも、美顔器を使ってほうれい線のケアができるの?」と半信半疑の方がいるかもしれません。
美顔器でほうれい線を目立たなくすることはできます。
ほうれい線ができるのは「肌のたるみ」が原因であることは、すでにお話しました。肌のたるみといっても、皮膚のたるみだけでなく、「皮下脂肪」や「筋肉」のたるみが大きな原因なのです。
お肌がどのような作りになっているのかを、図に表してみました。
お肌は「皮膚・皮下脂肪・筋肉」の3つの層からできています。一番土台となるのが「筋肉」で、筋肉がしっかり働いているから皮膚も皮下脂肪も垂れずに支えてくれます。
ところが、年齢とともに”頬の筋肉”が衰えると、中にある”皮下脂肪”が垂れ下がります。
もともと皮下脂肪がついていた場所から筋肉の隙間(割れ目)が見えるようになり、このスキマが「ほうれい線」なのです。
筋肉が衰える⇒皮下脂肪が垂れる⇒筋肉のスキマが見えて、ほうれい線ができる。
という流れになっています。
ほうれい線をケアするには「土台になる筋肉」を鍛えることが一番大事です。顔の筋肉(表情筋)を鍛えるには、美顔器が一番適しています。
美顔器と他のケアとの違い
「美顔器以外で、筋肉を鍛えることはできないの?」
たしかに、マッサージや器具なんかもいろいろとあります。美顔器は安くはないですし、「もっといいケアがあるのでは?」と思うかもしれません。
他のケアに比べて、美顔器がどうなのかを見ていきましょう!
美顔器と美容ローラーの違い
顔をコロコロしてマッサージする美容ローラー。美容家電として、家電量販店でも売っています。
美容ローラーの強さでは、筋肉をしっかり鍛えるのが難しいため、おすすめできません。
頬の筋肉は「皮膚と皮下脂肪」のさらに奥にあるため、かなりの力を加えなければ筋肉をケアできません。
そもそも、あまり強い力を加えると皮膚を痛めてしまう危険があります。
美顔器とマッサージ・フェイスニングの違い
ネットや雑誌で、顔のたるみ解消マッサージの特集が組まれていることがあります。
マッサージはあくまで「血行をよくする」働きはありますが、皮膚の奥の筋肉に届きません。
また、手を使わず指を頬に触れずに筋肉を鍛える「フェイスニング」というケアもあります。
頬をふくらませたりして、頬筋(きょうきん)など、特定のパーツの筋肉に負荷をかけるというものです。
ところが・・
●狙った筋肉だけ動かすのが難しい
●力加減が難しく、顔が筋肉痛になりやすい
というデメリットがあります。
美顔器と美容整形の違い
ほうれい線を直接膨らませる、美容整形という手段もあります。
『筋肉の境い目』が目立たないように、脂肪やヒアルロン酸を注入するというやり方です。
ただし・・
●ヒアルロン酸は、効果が半年程度しか持続しない
●脂肪注入は数十万と高額、注入加減が難しくドクターの腕に大きく左右される
という欠点があります。
ハイリスク・ハイリターンなのです。美顔器の方が、ローリスクで継続してケアできます。
美顔器とスキンケアの違い
エイジングケアができるスキンケアも、いろいろなメーカーから発売されていますが・・
そもそも、化粧水や美容液では「皮膚の角質層」までしか届かないため、「筋肉のケア」をすることができません。
せいぜい、お肌にハリを出すことができますが、ほうれい線の根本解決にはならないのです・・。