小じわはたるみの一部だって知ってる?保湿しても消えない理由
小じわが目立つようになってきた・・保湿をいくらしても消えない・・
深くくっきりと刻まれたしわではなく、「ちりめんジワ」や「小じわ」が出来るようになって困っていませんか。
スキンケアで保湿をしっかりしても、時間とともにファンデの下から浮き出てしまったり。
たしかに「小じわ」は、お肌の乾燥も一つの原因としてありますが・・
乾燥以外のケアも抑えないと、いくら頑張っても夕方にはくっきり・・ということから避けられないかもしれないのです。
小じわの正しいケアについて、お話ししていきたいと思います。
1.小じわの原因は、乾燥だけではない
「小じわ=乾燥」と思っている方が大半だと思います。間違いではないですし、乾燥は小じわの原因の一つです。
ただし、保湿しても消えない小じわの場合は「たるみ」も原因になっているのです。
小じわができる仕組みについて、お話ししたいと思います。
肌が乾燥するだけでは、しわはできません。肌の乾燥が進むことによって、肌の細胞と細胞の間に「スキマ」ができます。
スキマこそが、「小じわ」として見えるものの正体なのです。
わたしたちのお肌は角質細胞という細胞が、積み重なってできています。通常であれば細胞同士が密着し、水分が蒸発しないように守っているのですが・・
乾燥が進むと、角質と角質の間がはなれて「スキマ」ができてしまいます。そのスキマから水分が逃げて、さらには「小じわ」としてひび割れたような線が見えるのです。
さらに、加齢によりお肌の「弾力」がなくなると、スキマができた部分がさらに下がって「めりこむ」ようになります。皮膚が押し返す力が弱くなるので、ひび割れた部分がさらに下に食い込んでしまうのです。
やみくもにスキンケアをしても、一時的にお肌がうるおうようになるだけなのです。お肌のたるみのことも考えてケアしなければ、いつまでも小じわが消えずに悩まされることになるかもしれません。
2.小じわを消すにはどうする?
厄介な「小じわ」を無くすには、どうすればよいのでしょうか。
「お肌を潤しつつ、肌の弾力を取り戻すケア」をする必要があります。
まずは、お肌をうるおすケアから
お肌をうるおすには、スキンケアが一番効率がよいです。スキンケアの中でも、「セラミド」が入ったものを使うのが一番です。
セラミドは、お肌の細胞と細胞の間に存在し、加齢によりその数が少なくなってしまいます。
セラミドがないお肌は、水分が逃げやすく、角質と角質の間が開きやすくなるので「小じわ」が目立ちやすいのです。
いろいろな美肌成分が入ったものよりも、まずは基礎となる化粧水で、しっかり”お肌に潤いを与える”ケアがカギを握ります。
セラミド入りのスキンケアでいえば、小林製薬の「ヒフミド」が有名です。大手製薬会社が開発したスキンケアということで、どことなく安心できるブランドでもあります。
ヒフミドはセラミドの中でも優秀な「ヒト型セラミド」を配合しています。安いスキンケアですと、合成セラミドと言い潤す力が弱いものを使っています。
使ってわかるのが「浸透力」です。化粧水が肌の内側に「入っていく」という感覚を感じられると思います。プチプラの化粧水と、本格的なセラミド化粧水を一度使い比べてみると面白いかもしれません。
ヒフミドは通常の化粧水として買えますが、まずは失敗しないためにもトライアルセットから試してみることをおすすめします。
肌の弾力は、内側から取り戻す
お肌の潤いを保ちつつ、お肌の弾力を取り戻すケアも平行させましょう。
お肌の弾力を生み出すのは「コラーゲン」です。コラーゲンは皮膚の中で「バネ」のような働きをする場所で、お肌が「押したら戻る」力を生み出す場所でもあるのです。
加齢と共にコラーゲンをお肌が生み出す力が衰えてきます。乾燥して割れ目ができやすいお肌がたるむことで、さらに割れ目がくっきりと目立つようになります。
お肌のコラーゲンは、スキンケアでは届きません。どんな美容成分も、お肌の角質層までしか浸透しないからです。コラーゲンを摂取するときは、お肌の内側からのケアが必須です。
「コラーゲンを口から入れても意味がない」というのは一昔前のことで、最近では体内に入れたコラーゲンが、お肌のコラーゲンを生み出す元になっていることがわかっています。
コラーゲンはもともと体への吸収率が悪いので、吸収率を高めたサプリやドリンクタイプが人気です。