もっとメイクした肌が、明るい色をキープしてくれたらいいのに・・持続しないのが悩み。

朝しっかりメイクしても、時間とともに顔がくすんで暗くなる経験ありませんか。

特に年齢をかさねるほど、顔がくすみやすくて「自然な白さ」になかなかならず歯がゆい思いをしたり・・。

お肌をもうワントーンあげたいし、一日の明るさを持続させたい。

メイクやスキンケアを、いろいろ変えても思うようにならない場合は「肌の内側」からのケアが必要な時期にさしかかっているのかもしれません。

くすみがちな肌を、明るくするサプリメントを紹介したいと思います。

１．美白よりも「明るい肌」を目指そう

まずはじめにお伝えしたいのは、くすんだお肌は「美白」では解消しにくいということ。

お肌を白く明るくするのは「美白」ですが、世にでている美白系のサプリメントは「メラニン対策」がメインのものです。

仮にシミ・そばかすがなくなっても、イコール肌色が明るくなるわけではありません。くすみがちでお肌を白くしたいのであれば、美白系のサプリメントは選択肢から外しましょう。

また、スキンケアにせよサプリにせよ「自分のもっている素肌以上の白さは、出すことができない」というのは抑えておいた方が良いでしょう。

素肌がモチモチの真っ白、というのは元々の色素が薄い「体質的なもの」なのです。日本人は黄色系の人種ですので、やや黄みがかった色が素肌なのです。

素肌を綺麗にすることで、メイクで出す白さが『自然な白さ』を演出する。わたしたちが目指すべきは「自然」な白さなのではないでしょうか。

そもそも、サプリやスキンケアで素肌以上の白さを出すことはできません。サプリやスキンケアでできること、できないことをしっかり見極めた上でケアするようにしましょう。

２．どんな成分が有効？

素肌を綺麗にするには、どのような成分が良いのでしょうか。

シミ・そばかす対策であれば「トラネキサム酸」「ビタミンC誘導体」「プラセンタエキス」ですが、くすみがちなお肌には有効ではありません。

くすんだお肌には「コラーゲン」「プラセンタ」「ヒアルロン酸」の成分が有効です。順番に、見ていくことにしましょう。

コラーゲン

美肌をつくる基礎とも言えるのが、コラーゲン。コラーゲンというと、お肌のたるみをケアするだけのイメージかもしれませんが・・

コラーゲンはお肌のターンオーバーを活発にして、お肌のくすみをケアする働きもあります。

正確には、コラーゲンを生み出す元の細胞を活性化させると、表皮にある細胞にシグナルを送りターンオーバーを活性化させるのです。

年とともに、ターンオーバー周期も遅くなってきます。その分、古い角質が肌の表面に残るようになり、お肌の色が悪く見えてしまうのです。

また、血管の一部もコラーゲンでできているので、コラーゲンを補給することでしなやかな血管になり、お肌の色が健康的になるという効果もあります。

単にたるみケアだけでなく、元気なお肌を復活させるのに活躍するのがコラーゲンなのです。

コラーゲンサプリは、いろいろなメーカーから発売されています。中でもすっぽん系のコラーゲンサプリは、美容と疲れた体によいとして、働く女性からの圧倒的な支持を受けています。

おすすめのコラーゲンサプリはどれ？

プラセンタ

プラセンタ＝美肌　というイメージをお持ちの方も、多いかもしれません。動物の胎盤から抽出されて、栄養の宝庫ともいえるのがプラセンタです。

プラセンタは、お肌の細胞を活性化します。皮膚の表皮も真皮も、無数の細胞からなりたっており、加齢により少しずつその働きは失われてしまいがち。

肌本来がもつみずみずしさや明るさを復活させるのに、プラセンタのチカラが不可欠とも言えるでしょう。

プラセンタのサプリは種類が豊富にあり、馬由来や豚由来と種類も分かれています。種類がありすぎて「選ぶ基準」がわかりにくいのが欠点ですが、お肌への効果はたしかでしょう。

ヒアルロン酸

お肌のうるおいを蓄える「ダム」のような場所が、ヒアルロン酸です。

お肌のうるおいというと、セラミドなどの角質層をイメージされる方も多いですが、実際は真皮にあるヒアルロン酸がもっとも重要な場所なのです。

ヒアルロン酸は１グラムあたり６リットルの水を蓄えられると言われています。それだけヒアルロン酸は、お肌の真皮にたっぷり潤いを蓄えているということなのです。

みずみずしいお肌には、それだけ「肌の内側」からの透明感がでてきます。透明感のある素肌にメイクをすることで、自然な輝く白さを演出することができるようになります。

ヒアルロン酸のサプリは数こそ少ないものの、大手メーカーを中心にエビデンスがしっかりしたものが多いです。エビデンスとは証拠のことで、メーカーが実際に実験して効果があることを証明した結果をあらわします。

お肌の水分量が上がったという研究結果が報告されているものを基準に、選んでみると良いかもしれません。