顔にお肉をつけてげっそり顔を治す方法!頬周りだけ脂肪はつく?

鏡ごしに見る自分の顔がとっても貧相で嫌。頬周りだけふっくらさせるのは無理かな・・?

わたしは元々体にお肉がつきにくいですが、ほっぺた周りが年々「こけた」ように見えるのが気になっていました。

メイクでもカバーするどころか逆に目立つし、ヒアルロン酸注射を本気で考えたこともありましたが予算もなく。

「このまま、生活に疲れたおばさんみたいに見えるのは嫌だ・・」と思い、本格的に調べていろいろケアしてきました。

「ほっぺた周りだけ、お肉をつけることはできる?」
「どんなケアをすれば、ふっくらした顔になれる?」

気になる疑問に、お答えしていきたいと思います。一緒に見ていきましょう!

頬がげっそりこけてしまう原因

頬がこけてしまう原因は1つではありません。単に「たるみ」の問題だけではないのです。

◎肌の水分量が少ない

◎肌の「弾力不足」

◎皮下脂肪が少ない

◎土台となる筋肉不足

という、4つの原因が重なって起きるものなのです。順番に、見ていきましょう。

肌の水分量が少ない

お肌が蓄えている水分量が少なくなると、皮膚がしぼみやすくなります。

加齢により水分を蓄える「角質層」の働きが衰えるため、水分が逃げやすくなり乾燥します。

水分が少ない状態で「頬のたるみ」がでると、元気が無くてしぼんだように見えるのです。

お肌の水分量は、コスメカウンターなどでチェックしてもらうのも良いでしょう。

肌の弾力不足

弾力とは、「指で肌を押したときに跳ね返ってくる力」のことを指します。

弾力が弱くなると、肌にハリがなくなり垂れやすくなります。俗に言う「たるみ」というものです。

弾力がなくなるのは、加齢によりコラーゲンを作りだす力が衰えるためです。

新しいコラーゲンが生まれないので、古くて弾力の悪くなった「古いコラーゲン」が肌に残りやすくなります。

皮下脂肪が少ない

「生まれつき」の肉付きの悪さも影響しています。皮下脂肪がもともと顔につきにくい人は、皮膚にたるみが出たときに凹んだように見えやすいのです。

皮下脂肪は、皮膚と筋肉の間の「クッション」の役割を果たしています。皮下脂肪が少ないと、間に何も詰まっていないまま垂れるので、中が空洞したように見えるのです。

肉付きがよい方の場合は、反対に「ブルドッグ顔」のように脂肪ごと垂れ下がってしまいます。

土台となる筋肉不足

年を重ねるごとに、体の筋肉も衰えていきますが、顔も例外ではありません。

顔を張り巡らせている筋肉は「表情筋」といいます。表情筋は皮膚の下にあり、「土台」となる場所です。

筋肉が衰えるということは、筋肉が「やせ細る」こと。筋肉がやせた分だけ、皮膚の厚みは薄くなり陥没しやすくなるのです。

頬周りだけ、脂肪をつけることは可能?

「ほっぺた周りだけが”げっそり”しているから、ここだけ”ふっくら”させたい・・」

頬周りにお肉をつけたくても、「全身の他の場所にお肉がつくのはイヤ!」という方は多いと思います。

はたして狙った場所だけ、お肉をつけることはできるのでしょうか?答えは「NO」です。

単に皮下脂肪をつけるだけなら、脂質中心の食事をたっぷりとれば脂肪はつきます。

ところが、脂肪は「付きやすい場所にしか付かない」のです。

頬周りには脂肪がさっぱり付かずに、お腹やお尻周りなど「逆にお肉を落としたい場所」につきやすくなります。

「体全体が細いので、顔も上半身も一緒に太れればいいっ!」という方にはよいですが、狙った場所だけに「脂肪」をつけるのは難しいのです・・。

「じゃあ、ほっぺにお肉をつけるのは無理ということ?」と思うかもしれませんが、まだ方法はあります。

頬をふっくらさせるのに、必要なことは2つ!

頬だけに脂肪をつけるのは難しいのですが、「ふっくらさせる」ことはできます。

最終的には「ふっくらした、健康的な顔になる」ことを目指していますよね?

中身は脂肪でなくても、皮膚と筋肉をしっかりケアすれば”げっそり顔”は解消できます!

●皮膚の水分量を増やす
●土台になる筋肉を鍛える

わたしたちの顔は、「皮膚・脂肪・筋肉」の3つが『サンドイッチ』のように重なってできています。

脂肪がなくても、脂肪の上にある皮膚と筋肉に”厚み”が出れば、ふっくらさせることができるのです。

皮膚の水分量を増やす

お肌のコラーゲンを増やすことで、皮膚の水分量が増えて「ふっくら」することができます。

「コラーゲンって、お肌のハリを出すものじゃないの??」と思うかもしれません。

たしかにコラーゲンは、お肌のバネのような働きでお肌を支えますが、同時に水分を蓄えておく働きもあるのです。

年齢とともにお肌のコラーゲンは減りますが、弾力だけでなく水分量も減ってしまいます・・。

コラーゲン不足は、どうやっておぎなえばいい?

コラーゲンは皮膚の中でも「真皮」という深い場所にあります。そのため、スキンケアでは奥まで届きません。

コラーゲンを含むゼラチンなどを食べるのも一つですが、もともとの分子(粒の大きさ)が大きいので体にうまく吸収されないのです・・。

コラーゲンはサプリやドリンクでおぎなうのが効果的です。「コラーゲンって、口から入れても意味が無い」というのは一昔前の話です。

一度口に入れたコラーゲンは分解されて、再び体の中で合成されることが研究の結果、わかってきたのです。

コラーゲンサプリであれば「すっぽん小町」というサプリが定番どころで、ドリンクよりもコスパがよくてしっかりお肌のコラーゲンをカバーすることができます。

コラーゲン不足をサプリでおぎなう方法 >>

土台になる筋肉を鍛える

皮膚のコラーゲンが増えれば、お肌の水分量が増えてふっくらします。

ただ、土台になる筋肉も鍛えないと「下膨れ」のように、垂れ下がってしまいます!

まだ20代前半で「お肌の衰え」が無いのなら、コラーゲンのカバーでも大丈夫ですが、20代後半からは筋肉のケアもしっかりしましょう。

●筋肉を鍛えて「お肌を引き締める」ことで、”お肌”が盛り上がります。

●皮膚の水分がしっかりあれば、ハリがでて「ピン!」と元気なお肌になります。

顔の筋肉を鍛えるには?

●美容ローラーなどの器具
●フェイスニング
●美容整形
●美顔器

などの方法があります。一つ一つ、見ていきましょう。

美容ローラーなどの器具

顔にあててコロコロするものや、口にくわえて鍛えるものまでいろいろなものがあります。

コロコロするものは、皮膚の下にある筋肉まで動かすのは難しいのです。下手に力を入れると、皮膚をいためます。

また、口にくわえる器具も、「力加減」が難しくやっていて辛くて続かない、思うように鍛えられないという点があります。

フェイスニング

手を使わず顔を動かすフェイスニングという体操もあります。

ただ、美容器具と同じく、狙った場所を鍛えたり、力加減が難しいので頑張ったわりには効果を実感しにくいものです。

美容整形

直接、皮下脂肪を注入したりヒアルロン酸を入れる方法もありますが・・

即効性はあるものの、医師の腕によるところが大きいのでリスクは高いといえるでしょう。

美顔器

顔の筋肉を「無理なく、しっかり」鍛えるなら「美顔器」をおすすめします。

美顔器というとお肌のクレンジングだったり、美容液をお肌に届けるイメージが強いかもしれません。

ですが、「顔の筋肉を鍛えるための美顔器」というものもあるのです。(EMSという機能を搭載した美顔器)

器具を使うより値段が高いのですが、一度買えば何年も使えるのでコスパは悪くないと思います。

なにより、狙った場所を確実に鍛えられるので、本格的に頬回りのリフトアップをしたい方は下手な器具や体操よりもよほど効果が期待できます。

美顔器には「コラーゲンを増やす」効果もあり、お肌の水分量が増えて「ふっくら」しやすくなります。

※美顔器の刺激が、コラーゲンを生み出す「繊維芽細胞」という場所も活性化し、コラーゲンが生まれやすくなります。