肌質を改善するサプリ|年齢に負けない肌を作るには何がいい?
年とともに、肌質が悪くなってきた・・スキンケアも合わなくなってきたし・・
誰でも年齢を重ねるとお肌の悩みは増えてくるもの。ですが、ケアしても思うようにならない肌を、どうにかしたいと思いませんか。
昔より乾燥したり、荒れやすくなったりするだけでなく、スキンケアでもよくならない肌。
お肌の老化が始まると、スキンケアだけでは不足するケースもでてきます。サプリメントをうまくおぎないながら、肌の内側からのケアをすることも大事です。
お肌の質をよくするには、どんなサプリを飲めばよいのでしょうか?見ていくことにしましょう。
1.どうして、乾燥や肌荒れがしやすくなる?
今まで行っていたスキンケアをしても、よくなるどころか悪くなる・・というのをなんとかしたいところ。
肌質別に、どうして調子が悪くなってくるのか?をまとめてみました。
皮膚のうるおいを保っているのは、表皮にある「角質層」と呼ばれる部分です。加齢により角質層も「老化」します。
角質層の働きが衰えると、肌のバリア機能が弱くなって乾燥しやすくなります。人によっては「乾燥性敏感肌」になってしまうこともあるので、注意したいところです。
お肌のターンオーバー周期が遅くなり、古い角質が残って「くすみ」やすくなってしまします。
いかにお肌にうるおいを与え続けるかというところが、ポイントになってきます。
もともと皮脂分泌が盛んな方ですと、肌荒れやニキビがおこりやすくなります。
体内で発生する「活性酸素」と呼ばれる老化物質が増えて、皮脂と合体することが多くなるからです。
皮脂と活性酸素がくっついたものを「過酸化脂質(肌サビ)」と言われています。
肌を直接荒れさせるだけでなく、放置すると真皮のコラーゲンを破壊して「たるみ」の原因にもなります。
2.肌質別によい成分はどれ?
では、肌質別にどういった成分を与えていけばよいのでしょうか。
日々失われているお肌のうるおいをキープするには、3つの成分がカギをにぎっています。
ヒアルロン酸は人間の皮膚に元々ある成分です。「ムコ多糖体」とも言います。
水分を蓄える貯蔵庫のようなものをイメージするとよいでしょう。その保水力はたった1gのヒアルロン酸で、6ℓの水をキープできるといわれています。
コラーゲンなどと同じ「真皮」の中で、お肌の水分を保っているのです。ただ年齢とともにその数は減少し、40代になると赤ちゃんの半分程度になるといわれています。
ヒアルロン酸をおぎなうことで、お肌にたっぷり水分が入るようになります。サプリメントもいくつか発売されていますが、低分子化(粒を小さくしたもの)が条件です。ヒアルロン酸は、通常ですと分子が大きく吸収されにくいからです。
コラーゲンという名前は有名ですが、もともとお肌の中にあるというのをご存知の方は多くないかもしれません。
コラーゲンやヒアルロン酸と同じく、お肌の真皮にあります。お肌の弾力をつくりながら、ヒアルロン酸同士を支える役割ももっています。
年齢とともに減少し、ヒアルロン酸よりも減少する割合は大きいといわれています。なくなるとお肌のたるみに直結するだけでなく、ヒアルロン酸を支えられず水分が逃げやすくなるのです。
ヒアルロン酸同様、スキンケアでは届かない場所ですのでサプリメントの服用でカバーすることが有効です。
コラーゲンは経口摂取しても意味がないといわれていますが、研究が進んだ現在はきちんと皮膚に残ることがわかってきています。
お肌の角質層にあって、水分が逃げないようにキープしているのが「セラミド」です。
水分を「つかまえている」ようなイメージです。セラミドが一種のバリアとなり、お肌から水分が蒸発するのを防いでくれます。
細胞と細胞の間で、水分や油分をスポンジのように抱え込んでいるのが「セラミド」なのです。お肌のバリア機能としても働き、外部からのホコリや異物を肌の内部に浸透させない働きがあります。
セラミドも赤ちゃんの時期をピークにして年齢とともに減少していきます。セラミドは表皮にあるので、スキンケアなどでも比較的カバーしやすいものです。
ただセラミドといっても種類がいろいろあり、ピンからキリまで存在するので選び方に注意が必要です。
ヒアルロン酸やセラミドを中心に、コラーゲンもプラスアルファで補えるケアが理想です。
脂性肌の場合は、ビタミンCやポリフェノールといった「抗酸化成分」を配合したサプリメントがよいです。
年齢とともに、体内には「活性酸素」という悪玉の酸素が発生するので、いかに活性酸素の働きを抑えるかがカギになってくるからです。
皮脂分泌を抑えるビタミンEやBなどのビタミン類も、サプリでおぎなうとよいでしょう。基本的にお肌に栄養をあたえて、荒れた肌を素早く修復するケアが有効です。