セラミドとヒアルロン酸はどっちをサプリでとるべき?
お肌のうるおいを保つには、どんなサプリを飲むのが一番いいんだろう・・。
年齢とともに、お肌がうるおう力が不足するのは仕方ないことです。
今までと同じくスキンケアをしても、どことなく水分が入りにくかったり、うるおいが持続しなかったり。
スキンケアで足りない分を、サプリメントで補うのは有効です。ただ、どんなサプリを飲めばいいのか?わかりにくいのも事実です。
どんなサプリを選べば、「内側からうるおう」ような素肌になるのでしょうか。
1.ヒアルロン酸とセラミドは、どっちをとればいい?
保湿系のサプリで、よく名前があがるのは「ヒアルロン酸」と「セラミド」です。
どちらもお肌に水分を与えそうですが、何がどう違うのでしょうか?まずは全体像から知っておくと、理解がスムーズになるかもしれません。
つまり、セラミドは「これ以上肌を乾燥させたくない」という肌の水分を守るのに活躍します。反対にヒアルロン酸は「もっと潤いを出したい」という、肌の水分量を増やすのに活躍します。
どちらが優れている、というよりも「ご自身が、どういったお肌の悩みを抱えているか?」によって異なってきます。
セラミドは、もともと私たちのお肌にある物質です。
角質層に存在しており、細胞と細胞の間を埋める細胞間脂質が・・といっても複雑ですので、ここでは省略します。
角質層の中にあって「水分を捕まえておく」のが、セラミドの働きになります。
セラミドが不足すると、お肌から水分が蒸発しやすくなり乾燥するのです。セラミドの役割は「保湿」することにあります。
セラミドはお肌の「表皮」にあり、スキンケアの成分が届く場所です。表皮の下が、コラーゲンなどがある「真皮」になります。
セラミドは加齢により減少するといわれています。その分、お肌が水分をキープする力が弱くなってしまうのです。
ヒアルロン酸も、もともとわたしたちのお肌にあるものです。
コラーゲンなどがある「真皮」にあり、お肌の水分を蓄える働きをしています。コラーゲンの間の隙間をうめているのがヒアルロン酸なのです。
ヒアルロン酸は、お肌の水分をたっぷりためる働きがあります。水分を送り込めば送り込むほど、みずみずしい肌を作ることができるのです。
ヒアルロン酸もセラミドと同じく、加齢によって数が減少していきます。ちなみにヒアルロン酸は、肌の「真皮」にあるのでスキンケアでは届きません。
2.こんな人はヒアルロン酸、こんな人はセラミド
セラミドは「守り」のケア、ヒアルロン酸は「蓄える」ケアができるのを踏まえて、どちらが良いかを選びましょう。
・お肌がすぐカサカサになる
・メイク乗りが悪い
・肌の表面がガサガサになって、荒れやすい
お肌からうるおいが逃げやすい状態になっているので、セラミドで水分が逃げにくい肌を作りましょう。
・肌にもっと「ツヤ」や「もちもち感」を出したい
・肌がしぼみやすいので、ふっくらさせたい
・疲れてみられやすいので、元気な印象を与えたい
肌の水分不足で「見た目」に影響がでやすいので、ヒアルロン酸でたっぷり水分を補ってあげるとよいでしょう。
3.おすすめのサプリメントは?
セラミドとヒアルロン酸、それぞれでおすすめのサプリメントを紹介します。
モイストフュージョン
ヒアルロン酸サプリに比べると、セラミドサプリそのものが少ないです。
そんな中でも、大手メーカーの日清が開発したセラミドサプリがおすすめです。
お米由来のセラミドをたっぷり配合しています。セラミドの力で、しっかりお肌の潤いを守ることができます。
メインはセラミドですが、ヒアルロン酸も一部配合していますので一石二鳥です。
表皮の守るケアと、真皮の蓄えるケアの両方ができるサプリです。
>モイストフュージョン
ヒアロモイスチャー240
大手食品メーカーのキューピーが開発した、ヒアルロン酸サプリです。
キューピーというとマヨネーズの印象が強いかもしれませんが、マヨネーズを作る時の発酵技術を応用してヒアルロン酸ができるようになった、という経緯があります。
富士フィルムのアスタリフトと似たような位置づけの商品かもしれません。
実際にヒアロモイスチャーを飲むことで、お肌の水分量が増加したという研究結果もあり、信頼できるサプリメントなのです。
ただ「このサプリは○○に効果がありますよ」というのなら、どこにでもあります。実際に試して効果があるかどうかが、信用できるサプリかどうかの分かれ道になるのではないでしょうか。
余計な添加物を混ぜていないので、安心して飲めるサプリでもあります。