コラーゲンは粉末とサプリとドリンクどれがいい?カギになるのは合成力
コラーゲンをおぎなうのに、どのタイプがいいんだろう・・
ドラッグストアにいっても、コラーゲンの粉末だったり、ドリンクだったりいろいろあります。片っ端から試すわけにもいかず、どのタイプにしようか迷っている方も多いのではないでしょうか。
粉末(サプリ)だと効きやすい、効きにくいというのがあるのかどうか気になるところではあります。
メーカー選びの前に、どの種類のものをとろうか迷っている方は、参考にしてみてください。
1.種類(形状)別の吸収率は?
種類(形状)別に、どういった特徴があるのかをまとめてみました。
サプリや液体に比べ、もっとも体への吸収率が悪いといわれています。液体の5分の1、サプリの2分の1。
飲みやすく溶けやすいので、胃腸への負担が少ないなどメリットもありますが、吸収率という面ではよくありません。
※コラーゲンの場合、錠剤タイプはほとんどありません。
吸収率の面から考えると、もっとも効率よく体に取り入れることができます。
ただしドリンクにすると「飲みやすさ」での改良が必要となり、甘味料が使われます。また、製造コストが高くつくのでサプリや粉末よりも割高になります。
コラーゲンは継続摂取が大事ですので、「続けやすさ」という面から考えると苦しいかもしれません。
液体より落ちますが、サプリメントと同じ程度の吸収率です。
コラーゲンの場合、独特の風味やクセがあるため、粉末を苦手にする方も多いです。
飲み物や食べ物にも混ぜられるなど、飽きないようにバリエーションをもたせるのが魅力ですが、それでも風味が悪いため事前に評判をよく確認する必要がありそうです。
吸収率は液体には劣るものの、コスパのよさとカロリーオフという面ですぐれています。
市販のものから通販のものまであり、メーカーによって「品質の差」が大きいというデメリットがあります。サプリメントを選ぶときは、慎重に判断してから購入することをおすすめします。
●吸収率で選ぶなら「液体(ドリンク)」タイプ
●コスパの良さで選ぶなら「サプリ」タイプ
のいずれかが良いです。
2.液体タイプに足りないのは「●●」する力
値段の面だけ目をつむれば、吸収率が高いのは「液体(ドリンク)」タイプです。
しっかり効果を実感したい方であれば、コラーゲンドリンクを飲むというのも一つでしょう。
ただ、ドリンクタイプは「コラーゲンを合成する成分」が弱いという点も気になります。
たしかにコラーゲンは、体にしっかり吸収された分が、再び体内に回ってコラーゲンの元として働きます。ドリンクですとコラーゲンのみに力が入るあまり「合成」という面までは考えてられないものが多いのです。
吸収されたコラーゲンは、リジンやプロリンといったアミノ酸がなければ「合成」する働きが弱くなるのです。材料がいくらあっても、合成に必要な”道具”がなければ十分にコラーゲンは生み出せないのです。
コラーゲンは「吸収率×合成力」で決まります。合成するにはアミノ酸の力が不可欠なのです。
サプリメントの中には、アミノ酸のリジンやプロリンを配合したものがあり、合成することも考えたものがあります。もちろんサプリと言ってもピンキリですので、慎重に選ぶ必要があります。
3.ドリンクとサプリの比較表
サプリ |
ドリンク |
|
---|---|---|
価格帯 |
100~200円 |
200~500円 |
吸収率 |
◎ |
○ |
合成する力 |
× |
○ |
飲みやすさ |
◎ |
○ |
カロリー |
数kcal~20kcal |
50~100kcal |
4.コラーゲンはサプリでとるのがオススメ
吸収率はよくても、合成する力がないと十分なコラーゲンを生み出すことは難しいのです。
コラーゲンをとるなら、食べ物やドリンクよりも『サプリメント』でとることをオススメします。
サプリもピンからキリまでありますので、一概にサプリだから良いとはいえません。しっかり選ぶ必要があります。
ちなみに、コラーゲンは○○グラムとればよいという、決まった数字はありません。だからこそ、しっかり合成して作り出す力が大事なのです。